「女性が婚活を始めるならできるだけ早く!」
「婚活を始めるなら20代のうちに!」
「1年でも早く結婚相談所で活動しよう!」
なんてよく言われていますよね。
そう言われているのは女性には、
『妊娠・出産にはタイムリミットがあるから』
たしかにそう。その通りだと思います。
でも実際に、「自分が妊娠できる期間はどれくらい残されているのか?」
その目安を知っている女性は少ないと思います。
今日は元看護師カウンセラーの私が、婚活して結婚して子供がほしいと望む女性に向けて、「残された卵子の数」についてお話をしたいと思います。
ちょっとここで私のお話を。
20代:看護師の仕事、韓国留学
33歳:結婚
35歳:離婚
37歳:結婚相談所に入会、再婚
38歳:妊娠
39歳:出産
がっつり高齢出産。
年齢だけで言えばハイリスク妊婦でした。
年齢とともに自然妊娠率はどんどん低下していくのは周知の事実です。
もちろん私も例外ではなく、38歳からの妊活にはあまり自信がありませんでした。
ところが、結婚して数ヶ月後に自然妊娠。
その後の経過も順調で、元気な女の子を出産することができました。
産後の回復のスピードは年齢にあらがえないところはありましたが・・・
妊娠・出産に関しては、“授かりもの”とは言いますが、年齢のことを考えると“間に合って良かった・・・”というのが私の正直な感想です。
ところでみなさん、『AMH』を知っていますか?
AMHとは
卵巣内に眠っている卵子の元になる細胞から分泌されているホルモンの一種です。
この値を検査することによって、卵巣内に卵子があとどれくらい残っているかを知ることができます。
私は、再婚してすぐに病院でAMHの値を調べてもらっていました。
すると私のAMHの値はかなり低く、それはつまり卵巣内に残されている卵子のストックがかなり少ないということを表していました。
婦人科医師からも、「数値的には40代半ば過ぎの人の値です。早めに不妊治療(体外受精)の選択も視野に入れておいた方がいい」と説明を受けていました。
では、AMHが高ければ妊娠しやすくて、
AMHが低ければ妊娠しにくいのか?
というとそれは違います。
AMHはあくまで、『卵子の数の目安』
決して『卵子の質』を表すものではありません。
私のように、AMHは低くてもすぐに自然妊娠できたということは、再婚当時38歳の私の卵子はまだそれほど老化していなかったんだと思います。
妊娠できるかどうかは、卵巣内に残っている卵子の数より、卵子の質が大きく関わってきます。
つまり、AMHの値が低いということは、
「妊娠可能期間がちょっと短めだから、早めに妊活開始したほうが良いですよ。もしかしら閉経が早いかもしれないよ。」
という、人それぞれの“妊活が成果をもたらす年月”が予測できるのです。
現在、生殖医療の現場では一般的に“30歳を過ぎたらAMHの検査をしましょう”と推奨しています。
AMHの値はどんなに努力をしても引き上げることはできません。
だからこそ、若いうちに、自分の身体の状態を知って、それに合わせたライフプランを考えて行動してほしいと思います。
人生、何があるかわかりませんよ~。
私のように年齢を重ねてから、新しい相手との子供がほしいということもありますから。
そのときのために、若い内からできることはあります!
それは、無駄な排卵を抑制して、卵巣をしっかり休ませること。
卵巣やホルモンバランスを整えて、なるべく長く妊娠しやすい身体をキープしておくこと。
その具体的な対策は、ピルを上手に活用して若々しい卵巣を保つことがもっとも賢い選択なのかなと思います。
排卵する回数が少なければ少ないほど、卵子の減少を抑えることができますので、限りある卵子を大事にしてほしい思っています。
そして最後に私個人から伝えたいことですが、
妊娠って、医学では証明できない神の領域の奇跡だと思っています。
妊娠力には年齢が大きく関わってくるとは言え、人それぞれだと思っているんです。
20代でも婦人科系の基礎疾患や体質などから不妊治療を受けている人もいますし、40歳を過ぎても自然妊娠して元気な赤ちゃんを出産している人もいます。
だからこそ私は、「アラフォー婚活を全力で応援したい!」と心の底から思っています。
あきらめないでほしいです!
そして後悔だけはしてほしくありません!
“あのとき、婚活を始めていたら、今頃赤ちゃんを授かれていたのかもしれない・・・”という後悔です。
だから今すべき“一番正しい選択・決断”をしてほしいという想いがあります。
自分の人生は自分にしか変えられません。
言い方を変えれば、自分次第で人生はどうにでもなります。
プライマリーモアでは、元看護師カウンセラーによる医学的知識で、妊活も含めたご相談も可能です。
安心してお問い合わせくださいね♪